観察日記

頑張って生きてます

雑記6

ブログは書くよりも見る方が100億倍くらい好きだ。ギャルのだろうとお堅いのだろうとメンヘラのだろうとサブカルチックな物だろうとそれぞれ独特の文体があって、誰かのを真似たものだろうとその人独自の雰囲気が出てると思う。有名人のブログとかより一般人の普通の日常が描かれているブログが好きだ。テレビでいつも見ている芸人が、その芸人のラジオを聴くと印象が180度変わって「テレビでは道化を演じているんだな」とか思いながら見ちゃったりして、なんだか古くからの友達のような感覚になっちゃう、ってのはラジオ聴く人ならわかってくれるかなと思う。ブログもその感覚ににてて、書いてる人が本当に思ってることを、書いている人なりの言葉で伝えてくれるから、ブックマークして更新されるのを何回も読んでいくうちに、古くからの友達のような感覚に陥る。

全く知らない人だけど、同じ地域に住んでいるって理由だけで10年弱ずっと追いかけているブログもある。不定期ではあるけど今も更新され続けている。書かれている事が嘘か本当かは置いといて、その人の過去にあったこと、未来の展望、今、全部知っている。多分彼のリアルの「知り合い」くらいの人とだったら俺の方が何倍も彼について知ってるし、こういう時にどういう考え方をするか、何で今悩んでいるか、彼女いるかいないかまで全部わかる。

もう何年も更新されていないブログもある。気が向いたときに開いてみるけど、やはり更新はされていない。好きな音楽について、その音楽と出会ったときのエピソードや、その後どんな時にどんな感情で聞いていたかを細かく書いている、俺の好きな超個人的で文章量の多いブログだった。ずっと追いかけてきたブログの主には、やっぱり特別な感情があるし、幸せになっててほしいなと思う。

毎日のように更新されるブログよりも、数ヶ月に一回でいいから、自分の中の感情をうまく文章に落とし込んで がっつり文字の書かれたカロリーの高そうなブログの方が好きだ。

とにかくブログは見るのが好き。